健康的な毎日を過ごすためには、栄養を考えた食事が欠かせません。世界的な健康ブームの昨今、中医学の考えである「薬膳」にも注目が集まっています。薬膳、というと生薬を使用した料理というイメージがあるかもしれません。薬膳というのは、生薬を使用しつつ、色や香り、栄養など全てが揃ってなおかつおいしいものを薬膳というのだそうです。
どれ程体の健康を考えて作られた料理でも、おいしくなければ食事の時間はストレスにしかなりませんよね。中医学では過剰なストレスは病を引き寄せると考えられ、ストレスを感じにくい生活を推奨されています。
最近では体の事を気にする人の為に、薬膳の考えに基づいたレシピやレストランもあるほどで、薬膳に関心が高くなっていることが分かります。
今回は漢方薬膳に関する人気資格比較を紹介します。
☆ 薬膳調整師
主催団体:日本安全食料料理協会
https://www.asc-jp.com/test/yakuzen.html
私たちの口に入れる食品や食材に関する資格ならココ、といった印象の日本安全食料料理協会が認定する薬膳調整師は、薬膳の基礎を理解して食養生や食材の性質、効能について一定の知識があると認定された人に与えられる資格です。調理関係や飲食業の仕事に従事している人に人気の資格となっています。
漢方コーディネーター
主催団体:日本安全食料料理協会
https://www.asc-jp.com/test/kampo.html
こちらは食事ではなく、漢方薬の視点で体を健康にするための方法について学習をした人に認定される資格です。漢方、ひいては中医学の世界は奥が深く、西洋医学とは全く違う考えで発展しています。漢方専門店や薬局などに勤めている人に人気の資格です。
薬膳マイスター
主催団体:国際薬膳食育学会
約6ヶ月、通信教育で学習をして修了試験に合格した人が薬膳マイスターの資格を取得することができます。監修・指導には薬膳のプロが行い、分かりやすいテキストとDVDで学習をしますので、誰でも気軽に薬膳について学ぶ事ができます。
薬膳漢方マイスター
主催団体:formie(フォーミー)
こちらも通信教育で学習を進めた後に資格取得ができます。薬膳の世界は分かりにくい事が多いので、独学ではいまいち理解が追いつかない部分もあるのですが、こういった通信教育で学習をすることで、本当に健康のために必要な食材や理論が自分の身につきます。
料理好きな主婦や、家族の健康を考えるママ達にも人気の資格です。
薬膳アドバイザー
主催団体:日本中医食養学会
薬膳アドバイザーの資格は同団体が契約する施設で40時間以上の講習を履修した人に認定される資格です。履修内容は薬膳だけでなく、中医学の基礎理論や診断学、中薬学といった、中医学全般に関する学習を中心に行われます。
薬膳コーディネーター
主催団体:本草薬膳学院
こちらは通信、通学とコースがあり、自分の好きなコースを選択する事ができます。通信教育の場合、学習をして添削課題を提出し、資格試験に合格することで薬膳コーディネーターの資格が取得できます。試験も在宅で行いますので、自分の学習が充分に進んだと判断してから受験をすることもできます。
まとめ
薬膳に関する人気資格比較を紹介しました。薬膳を学ぶ事で、日常生活の食事や仕事など、様々な場所で活用できる資格です。あなたも薬膳について学習し、健康な体作りをしませんか?
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