リテールマーケティング(販売士)

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リテールマーケティング(販売士)

1.資格名「リテールマーケティング(販売士)

 リテールマーケティング(販売士)検定は日本商工会議所が認定し、日本商工会議所および全国商工会議所連合会が実施する公的資格です。この検定試験の合格者には日本商工会議所より「販売士」の称号が与えられることからもわかる通り、まさしく「販売のプロ」と位置付けられています。デフレの真っただ中でモノが売れない状況下にある我が国においては、販売・流通の世界で激しい顧客獲得競争に勝ち抜いて商品を販売していかなければなりません。リテールマーケティング(販売士)はこのような激しい流通業界にあって唯一の公的資格で、競合他社に先んじてお客様の信用を得ると同時に、如何にこちらの商品を選んでいただくかに基づき、そのために必要な接客術や商品知識、お客様のニーズの掘り起こしや個別の状況に応じた提案力などを習得し、実践活用するための資格検定です。

2.難易度、就職、仕事内容、年収など

 1)難易度:1級 5段階で3(普通)、合格率25.7%(2016年)
       2級 5段階で2(やや易しい)、合格率68.4%(2016年)
       3級 5段階で2(やや易しい)、合格率59.0%(2016年)

 2)就職:➀デパート、専門店、スーパーなどの大規模小売店
      ➁一般小売店
      ➂製造業、サービス業、卸売業
      ➃その他流通全般

 3)仕事の内容:多様化・高度化した顧客のニーズを適格にとらえ、豊富な商品知識や顧客に配慮接客技術を武器として、ニー         ズに合った商品を提供するとともに、商品の仕入れ、販売、物流などを効果的かつ効率的に行う。

 4)年収: 例)➀証券会社600~1000万円
         ➁セールスマネージャー400~750万円
         ➂メディア広告営業400~550万円

3.受験資格、試験内容、合格基準など

 1)受験資格

   学歴、年齢、性別、国籍による制限はありません。 ※1級、2級からの受験や、2級、3級の併願受験も可能です。

 2)試験内容

   1級(計200分)
   ➀小売業の類型 ➁マーチャンダイジング ➂ストアオペレーション ➃マーケティング ➄販売・経営管理
   ➅面接試験(表現力、説得力、問題意識)

   2級(計150分)
   ➀小売業の類型 ➁マーチャンダイジング ➂ストアオペレーション ➃マーケティング ➄販売・経営管理

   3級(計100分)
   ➀小売業の類型 ➁マーチャンダイジング ➂ストアオペレーション ➃マーケティング ➄販売・経営管理

 3)合格基準

  1級、2級、3級
  ➀全科目の平均点が満点中70%以上 ➁科目ごとの得点が満点中50%以上

4.リテールマーケティング(販売士)通信講座ランキング

 1位 産業能率大学(1~3級、日本商工会議所指定)
 2位 公開経営指導協会(1~3級、日本商工会議所指定)
 3位 日本経営協会(1~3級、日本商工会議所指定)
 4位 日本販売士協会(2~3級、日本商工会議所指定)
 5位 ユーキャン(2~3級)

5.まとめ

 経済活動の根幹は「売ること」であり、販売・流通活動によって消費が促され、それが巡り巡って人々の所得になっていきます。つまり販売や流通に携わる人材は経済活動の血液であり、潤滑剤とも言うことができます。現在、日本の経済環境は長引くデフレ不況や消費増税の影響で人々の消費行動が抑制され、昔ほどモノが売れなくなったと言われます。しかし消費ニーズが失われたというわけではなく、何を買うか?誰から買うか?という命題に対し消費者が慎重で用心深くなってきているということなのです。このような経済環境の中でこそリテールマーケティング(販売士)は競合他社との差別化を生み出す検定資格として、その存在意義をますます高めることになっていくものと考えられます。お客様との接客や営業折衝の中なら埋もれていたニーズを掘り起こし、最適な提案ができるスキルとして、お客様からも売り手企業からも必要とされ、また期待される販売職、営業職に必要不可欠の資格になってくるでしょう。

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